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◇◆現地理解教育教材「わたしたちのカタール」改訂版◆◇
カタールのことについてくわしく載っています。2014年度改訂版です。
社会科や現地理解校外学習などの学習で利用しています。
⇒ ⇒ 「わたしたちのカタール」改訂版 |
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アッサラーム アライクム!
このページではカタール国の概要とイスラムの文化を紹介します。
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1 国名 カタール国
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→カタールの国旗のデザインについて |
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↑クリックすると大きな画像になります。
隣接国はサウジアラビアです。アラビア海に面した半島形の国です。国家元首はタミーム・ビン・ハマド・アール=サー二―氏。
タミーム首長は民衆の多くに支持され、街のいたるところで首長の肖像画を見かけます。
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2 独立 1971年9月3日(イギリスより独立)
1971年に独立した後、豊富な地下資源を原動力にして、経済成長の著しい国です。
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→カタールの歴史について
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3 首都 ドーハ(Doha)
日本人にとっては、「カタール」という国称より首都の「ドーハ」の方が有名かもしれません。1993年ワールドカップ予選の「ドーハの悲劇」や、最近では「世界体操(2018)」「ドーハ世界陸上(2019)」が記憶に新しいと思います。また,2022年11月にはサッカーワールドカップが開催されるため,ドーハの町は大会へ向け熱気が高まっています。
ドーハの町にカタールの人口のほとんどが住んでいます。町全体が建設ラッシュで、豪華で高いビルが建ち並び、過去建物と現代的な建物が入り混じったエキゾチックな街並みになっています。以下は都心部の様子の写真です。
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〈ドーハ市の都心部の様子〉 |
〈ユニークなデザインのビル〉 |
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〈カタールの象徴「パール」のモニュメント〉 |
〈建設中のビル群〉 |
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4 時差 6時間
日本が正午の時、カタールは午前6時になります。
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5 人口 約266万人(カタール統計庁2021年10月)
20年程前は80万人ほどだった人口が,現在では約270万人にまで増加しました。2015年の調査では,総人口280万人のうち,カタール国籍は110万人となっており,人口の70%程度が海外労働者で構成されています。
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6 面積 11,427ku
日本の秋田県くらいの大きさです。とても小さな国です。
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7 気候 高温多湿。
夏期は5月〜10月 平均気温は約35℃
12月〜4月は比較的すごしやすい気候で平均気温は20℃。
年間降水量は75mlと大変少ない。
7、8月頃に最高気温をむかえ、昼間の気温は50度を超えることもあります。
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8 公用語 アラビア語、英語
公用語はアラビア語ですが、英語も同様に使われます。インドやパキスタン、ネパールなどからの出稼ぎ労働者が多く、基本的には英語で話す機会が多いです。
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〈日本でもなじみのある店がアラビア語と英語で表記されています〉 |
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→アラビア語について |
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9 服装
男性…トーブ(白色の長いシャツドレスのような衣装)
女性…アバヤ(顔の一部分以外の全身を黒い布で包んだ衣装)
イスラム教の伝統衣装です。統一された服装に少し違和感を感じますが、イスラムの戒律を守りつつ、中東の厳しい気候に適した服装だと感じます。
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→カタール人の服装 |
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10 宗教 イスラム教(スンニ派)
イスラム教はとても戒律が厳しい宗教でもあります。毎日5回のお祈り(アザーン)を行います。太陰暦によって定められたヒジュラ暦の第9月をラマダンと呼び、断食(サウム)を行い、日の出から日没まで食事や水をとりません。
また、金曜日が休日となり日曜日は企業も役所も仕事をしています。
金曜日はほとんどの店がしまります。ショッピングモールも夕方になるまで店があかないこともあります。
またイスラム教徒は豚肉類を食べず、アルコールもとらないことを原則としています。カタール国内においては、一部のホテルをのぞき、アルコール類は提供されません。 |
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→カタールとイスラム教 |
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11 経済
豊富な地下資源をもとに、経済成長が著しいのがカタールです。国際通貨基金(IMF)によると、カタールの経済成長率は2006年26.2%を記録し,著しい発展を遂げました。現在は4%程度に留まっていますが,着実に成長を続けています。カタール人だけで考えると一人あたりのGDPはおそらく世界でもトップではないでしょうか。このあたりの数字から見ても、世界中の不況とは無縁の経済成長を続けている国であると言えます。
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