ドーハ日本人学校の卒業証書授与式が行われました。会場には「卒業証書授与式」の垂れ幕と日の丸、そして紅白幕が設置され、日本式の卒業式会場が見事に作られました。
	卒業生の入場です。今回の卒業式では小学部3名、中学部1名の計4名が卒業を迎えました。
	卒業生は担任に呼名されると大きな声で返事をし、堂々とした立派な態度で卒業証書を受け取っていました。
	酢谷校長、門司大使、岩田副理事長から祝辞をいただきました。卒業生は一つ一つのお祝いの言葉を噛みしめながら聞いていました。
	生徒会長が在校生の言葉を述べました。そして、卒業生の言葉では4名の卒業生が今までドーハ日本人学校で過ごした思い出や未来への抱負を力強く述べました。
	校歌斉唱の様子です。「日本の心と 自由を胸に 今飛び立つ ドーハ日本人学校」の歌詞の通り、巣立ちゆく子どもたちの力強い歌声がホールに響きました。
	第2部の始まりはスライド「一年の軌跡」でした。わずか一年前の入学式の写真と比べても子どもたちは大きく成長していました。その姿に保護者の方たちが感動し、涙される場面もありました。
	在校生から贈る言葉です。今まで一緒に過ごした思い出を歌に乗せたり、大きな声でエールを送ったり、それぞれの学年がそれぞれの形で感謝の言葉を述べました。
	第2部の最後は全校合唱でした。「遠い日の歌」と「旅立ちの日に」を歌いました。まるで合唱団のように全員が大きな口を開けて歌えるのがドーハ日本人学校の素晴らしいところ。みんなが主役のドーハ日本人学校だからできることです。素晴らしい歌声に感動しました。
最後に記念撮影です。卒業生たちの晴れやかな笑顔が光っています。出会いと別れが多いドーハ日本人学校ですが、お別れになる子どもが「2022年、またここで会おうね。」と言っていました。再会の誓いを胸に、これからもそれぞれの地でがんばってくれることを心から願っています。本当に素晴らしい卒業式でした。